子「パパ~。」
父「ん?」
子「何飲んでるの~?」
父「コーヒーだよ。」
子「私も飲みた~い。」
母「パパ!子供に飲ませちゃ絶対だめよ!ギロリッ」
父「りょ、、了解です!マイマスター!」
父「これは子供は飲んじゃダメなんだよ。大人にならないと飲んじゃだめなんだよ~」
子「え!? パパって大人だったの?」
父「・・・・・・・。」
とも丸*です。
前置き長いよ!
すいません…。
みなさんは子供に「コーヒー飲みたい」と言われたことありませんか?
子供にコーヒーって飲ませていいのか悩んだことありませんか?
たしかに、「コーヒーはカフェインが入ってるから飲ませてはダメ。」などと
よく聞きますが子供にコーヒーは本当に飲ませてはいけないのでしょうか?
子供にコーヒー(カフェイン)は飲ませていい?
結論からいうと、飲ませないほうがいいになりますが、絶対に飲ませたらダメというわけではなく、少量なら問題なく、あとは子供の成長に合わせて量を調整していかなくてはいけないので、その管理ができればいいのですが、管理が難しいようなら飲ませないほうが無難だということです。
でわ、次にこの結論にたどり着いた理由を紹介していきます。
なぜ「コーヒーを子供に飲ませてはダメ。」といわれるのか?
「コーヒーにはカフェインが入っているから子供に飲ませてはいけない」
とよくいわれますが、コーヒーに含まれるカフェインが子供にどのような影響を与える
のでしょうか?
カフェインが子供の体に与える影響。
カフェインについてはこちらの記事でも紹介しました通り
体に対して悪い影響ばかりではないのですが、
子供は体が成長中で未成熟な状態のため大人と違ってカフェインに対して
次のような影響を受けやすいようです。
・気分の高揚、心拍数の増加
大人の場合だと眠気を抑えたり、やる気を起こす手助けをしてくれる効能なんですが
子供の場合は、寝付きが悪くなったり、異常な興奮状態になったりして具合が悪くなる
などの影響がでたりします。
・自律神経の刺激。
自律神経の刺激により大人は頭痛の改善や、脂肪の代謝を高める効果を期待できます。
子供の場合は、この刺激を受けすぎるとイライラや不安、体の震えなどの症状がでたり
します。
・利尿作用。
カフェインは腎臓にも影響を与えおしっこが大量にでるようになります。大人はこの効
果によって、むくみの改善やデトックス効果により疲労の回復をしてくれます。
子供の場合は、体が小さく体の水分量も大人に比べ少ないため、おしっこが出過ぎるこ
とにより脱水症状に陥る可能性があります。
・子供の身長が伸びにくくなる?
カフェインが直接的に子供の身長の伸びに影響をおよぼすことはありませんが、
子供の成長には、深い眠りにつき分泌される成長ホルモンが必要なため、上記の様に
カフェインの影響をうけた場合、寝付きが悪くなったり、興奮状態になることにより深
い眠りを妨げられ結果的に成長ホルモンが不足し、身長が伸びにくくなることが考えれ
ます。
子供が摂取してもいいカフェインの量は?
でわ、子供がどうしても諦めてくれないなど、しょうがなく子供にコーヒーを飲ま
せる時のカフェインの量の目安は?
実は、日本ではカフェインの1日の摂取許容量の目安は設定されていません。
えっ!?日本には目安ないの
しかし、世界には摂取許容量の目安を定めている国もあります。
カナダの保健省の場合、推奨するカフェインの最大摂取量の目安は以下のとおりで
す。
・7~9歳児:1日に 62.5mg 未満。
・10~12歳児:1日に 85mg未満。
・13歳以上の青少年:1日に 2.5mg/kg体重未満。
飲料100ml当りに含まれるカフェイン量の目安 飲料 カフェイン量
(100ml当り)備考 レギュラーコーヒー浸出液 約 60mg コーヒー豆の粉末10gを熱湯150mlで浸出 インスタントコーヒー 約 60mg インスタントコーヒー粉末2gを熱湯140mlに溶かす 玉露 約 160mg 茶葉10gに60℃の湯60mlを加え2.5分浸出 煎茶 約 20mg 茶葉10gに90℃の湯430mlを加え1分浸出 紅茶 約 30mg 茶葉5gに熱湯360mlを加え1.5~4分浸出 ウーロン茶 約 20mg 茶葉15gに90℃の湯650mlを加え0.5分浸出
出典:全日本コーヒー協会
国によってはちゃんと目安あるんだね。
コーヒーゼリーにカフェインは?
でわ、コーヒーゼリーにもカフェインは含まれているのでしょうか?
実は、あまりインスタントコーヒーと変わらないんです。
これにはコーヒーゼリーの作り方が関係しており、ゼリーに使うコーヒーは、香ばしい
風味と味を出すために濃い目のコーヒーを使っていることが多いためです。
まとめ。
コーヒーに含まれるカフェインは、確かに子供に影響があるということが分かりまし
た。
日本にはカフェインの摂取量の目安はありませんが、海外の目安量を参考にすると
子供の成長や体重に見合った量がわかります。
しかし、その目安の量の範囲なら飲ませても問題ないと思いますが、その管理ができな
いなら、やはり子供への影響を考えると飲ませないのが無難じゃないかと思います。
もしくはカフェインレスというコーヒーもあるので、そちらを飲ませてみるのもいいか
もしれませんね。
おしまい。
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